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“変化”に向き合う、支援の実践者

 中途採用

Sさん【就労移行支援】


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Profile

 中途採用

Sさん【就労移行支援】


所属:営業本部 就労移行支援事業部 ゼネラルマネージャー


 インテリジェンス(現パーソルキャリア)、パーソルダイバース(特例子会社)、LITALICOなどで人材・福祉領域の経験を重ね、現在はHANDICAP CLOUDにて就労移行支援とサテライトオフィスの両事業を統括。全社のサービス戦略に携わり、現場起点での変革を推進しています。職業訓練・人材紹介・定着支援の機能を横断的につなぎ、障害者雇用を取り巻く構造課題に向き合いながら、持続可能かつ社会に必要とされる支援モデルの確立を目指しています。

安定した働き方から“当事者として挑み続ける”環境へ

入社のきっかけと、入ってみての感想をお聞かせください


 新卒で入社した人材会社は、まさにベンチャー企業でした。スピード感と熱量のある現場で、少数精鋭で仕事をする面白さを体感しました。その後転職を経て次第に大きな組織で働くことが増え、そこでの働き方に慣れていく自分がいました。大きな会社では一人の力が組織に及ぼす影響は次第に小さくなりますが、その代わり安定した働き方ができるようになり、家族ができた身としては「働きやすさ」を手に入れることができ、安定した生活を送ることができるようになりました。
 まさにそんな時、もともと同じ会社の出身だった森木代表とご縁をいただき、HANDICAP CLOUDに入社しました。
 入ってみて感じたのは、これまでの知見が役に立っていると感じる一方で、いざ現場に出ると、大手企業の時の"自分のやり方"が通用しないということでした。これまでのやり方や考え方では結果を出すことができない場面にぶつかりました。
 これまでの"自分のやり方"を否定することは、頭で分かっていても実践するのは容易なことではありませんが、培ってきた経験を活かしながら、アップデートする日々です。まさに新卒入社したあの頃のようにベンチャー企業の最前線で結果を出す"当事者"でいることが求められる環境に自分を置き、仕事を楽しんでいます。

福祉とビジネスを融合した“ハイブリッド”な独自価値を

お仕事内容について教えて下さい

 現在は、就労移行支援事業とサテライトオフィス、2つの事業を管轄しています。それぞれ求められる役割は異なりますが、重要なのは両者のサービスの"融合"によって当社独自の価値あるサービスを生み出すことです。
 就労移行支援は、障害のある方が一般企業で働くために必要な力を身につける「障害者福祉事業」に位置づけられています。私たちは、体調管理や生活リズムの安定はもちろん、PCスキルやビジネスマナー、コミュニケーション訓練などを実施しています。

中でも特に大切なのは"自分を知ること"。
 「自分にはどんな特性があるか」「どういうときに体調が不安定になるか」を一緒に言語化し、"自分の取扱説明書"をつくっていくようなイメージです。加えて、うまくいかないときに「どうすれば自分のコンディションを整えられるか」といった自己調整力を身につけてもらうことを大切にしています。
 一方で、サテライトオフィスでは就職後の「安定就労」を実現するために、障害のある当事者と、企業のマネジメントの間に入り、安心安全を感じられる職場環境を作ることを目指しています。福祉とビジネスを融合した"ハイブリッドなサービス"の実現を目指して、日々スタッフと邁進しています。

組織が大きくなっても、今の熱量を

HANDICAP CLOUDの良いところとは

 HANDICAP CLOUDの魅力は、「ないなら創る」というマインドが全員に根づいていることです。組織は大きくなると"あること"が普通になってしまいます。しかし、それではベンチャーマインドが失われてしまいます。私は、たとえ1,000人、2,000人の組織になったとしても、この考えを保ち続けられるかどうかが、今後のカギだと思っています。
 特に、就労移行支援は制度や法令への対応と、利用者への支援という2つの側面があります。その両立は簡単ではありませんが、ようやく体制が整い始め、事業としても次のフェーズへ進める手応えを感じています。

事業シナジーを活かしたサービスの深化を模索

今後の目標について教えて下さい


 私は会社が今このフェーズだからこそ"事業シナジー"を作る必要があると考えています。大きな組織やサービスが出来上がってからシナジーを作り出すことは容易ではありません。既存の枠組みにとらわれず、障害者雇用・就労を取り巻く多くの課題の解決につながるようサービスを深化させ、新たな価値を創造していきたいと考えています。
 会社全体としても「求人紹介」「職業訓練」「定着支援」という3つの機能を"横ぐし"でつなぎ、HANDICAP CLOUDにしかできない価値提供を実現したい。それが今の目標です。

社会課題の“本質”に向き合える人と働きたい

入社を検討する方へメッセージをお願いします


 障害者の雇用支援は、"誰かのための支援"というだけの仕事ではありません。「働くこと」に対する違和感や、これまで職場にあった"当たり前"を問い直す機会でもあります。制度の課題、企業のマネジメント方法、働く人の様々な不安、家族の葛藤—。こうした多層的な問題に向き合うには、会社のあり方も進化していかなければなりません。
 だからこそ、私たちはITやテクノロジーの力も取り入れながら、他にはない解決策を模索しています。社会を少しでも良い方向に変えていく。HANDICAP CLOUDであればできると信じています。
 その挑戦に面白さを感じられる人に、ぜひ仲間になってもらいたいと思っています。